【渡良瀬遊水地 その3】 写真は過去pic
渡良瀬遊水地には渡良瀬川(わたらせがわ)、巴波川(うずまがわ)、思川(おもいがわ)の3河川が流れ込んでいて、
4Km下流で、流域面積が日本最大の利根川に注いでいます。
なんと利根川流域には日本の人口の10%が住んでいるとか?
その利根川水系の最大の支流は渡良瀬川で、源流は群馬・栃木県境の皇海山(すかいさん 2,143m)。
渡良瀬川は元は渡良瀬遊水地のハート池(谷中湖)の西側をくねくねと流れていたのですが、今では東側に真っ直ぐ流れるよう変えられました。
このため、今でも元々の川に沿っていた県境がくねくねしています。
渡良瀬遊水地西側のたった18Kmの県道19号線(佐野古河線)は目まぐるしく県が変わりますよ。
土手や県道沿いの遊水池を歩いたり、サイクリングで走るとびっくりです。
北から栃木県→群馬県→埼玉県→群馬県→栃木県→埼玉県→茨城県
今自分がどこにいるのか分からなくなります。
4県境なのがお分かりになると思います。
で、普通は山頂など歩くのが難しい県境にたやすく行けます。
しかも3県境。
ここで私が変な格好していますが。
我が栃木県野木町に、渡良瀬川と思川の合流地点があります。
利根川は昔は江戸湾(東京湾)に注いでいました!!
利根川は日本3大暴れ川として坂東太郎の異名があるように、
江戸時代は洪水が頻繁だったようです。
徳川家康が江戸に入り、江戸を洪水から守るため、
又新田開発、船運発展のため、利根川を江戸湾(東京湾)でなく、銚子から太平洋に流れるように変えました。
現在は治水、利水を担っている渡良瀬遊水地です。
お読みいただきありがとうございました。
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