【七十二候で季節を感じる 】
「葭始生(あしはじめてしょうず)」
葭(アシ)がみずみずしく芽を出し(葦牙あしかび)伸びる頃。
葭が穂をつけると葦(アシ、ヨシ)
渡良瀬遊水地は日本有数の湿原で
ヨシ原に広く覆われています。
ヨシ焼き後に、新しく芽吹いた葭は
伸びる勢いが力強くて
私たちの背丈を越え
4メートル近くなるようです。
中に入ったら迷い込みますね。
成長した葦は冬刈り取られ、
夏に活躍するヨシズなどが作られます。
写真の断面は冬刈り取った固い茶色のヨシと、
春芽吹いたみずみずしい緑のヨシ。
新しい葦を触ってみたら、
柔らかくみずみずしいんです。
ヨシの中は空洞で、
若いヨシには綿がいっぱい詰まっていました。
「人間はひとくきの葦にすぎない…だが
人間は考える葦である…」パスカル
開運に葦牙、チューリップ、新ごぼう、鯵。
また春眠暁を覚えず の頃。
眠い(^^)
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